はじめに
こんにちは、もんもこです。
今回は、私が妊活を始めたばかりの頃に取り組んでいた自己流妊活についてまとめます。
最初は「なんとなく」で始めた自己流妊活。
基礎体温や排卵検査薬の使い方もよくわかっていなくて、今思うと効率の悪いやり方をしていたなと思います。
これから妊活を始める方や、自己流で頑張っている方の参考になれば嬉しいです。
自己流妊活でやっていたこと
基礎体温を測る
最初は**「基礎体温って何のために測るの?」**ということすら理解していませんでした。
- 基礎体温表の見方を知らず、ただ毎朝測って数字を書き残しているだけ
- 後から「排卵の有無やホルモンバランスを知るため」だと理解
また、測り方も間違っていました。
- 普通の体温計をわきの下に挟んで測っていた
- 正しくは婦人体温計を使い、目覚めてすぐ舌の下の中央(筋の根元)に当てて口を閉じて測る
このことを知ってから婦人体温計を購入しました。
測り忘れを防ぐために、ベッドのすぐ横に体温計を置き、起きたらすぐ口に入れる習慣をつけたのもよかったです。
最初はスマホに記録していましたが、不妊治療に進むと病院に渡す必要があるので紙の基礎体温表(ノート)が便利だと思いました。
排卵検査薬とおりものシートを使う
排卵検査薬を使って、濃い線・薄い線に一喜一憂していました。
- 線は出るけどまだ薄かったりして、濃くなるタイミングを計りたいと思っても結局いつが排卵日なのかよくわからない
- 排卵検査薬の線が濃くなっても「本当に当たっているのかな?」と不安になる
さらに、排卵日が当たっていたとしても、
- 卵や精子の状態
- 受精できるかどうか
- 受精卵がきちんと成熟できるか
- 卵管を受精卵が通れるか
- 子宮内膜に着床できるか
- そのほか体に問題があるか
こうした他の要因がたくさんあるので、絶対に成功するわけではないということを理解しておく必要があると学びました。
そうじゃないと、
「なんでできないんだろう…排卵日が違うのかな?」
「どうして自分は妊娠しないんだろう…」
と無駄に悩むことが増えてしまいます。
私はこのことに気づくまで、毎月排卵検査薬の線や基礎体温に振り回されてしまっていました。
また、排卵検査薬と一緒におりもの観察用のシートも併用していました。
日々の生活の中で手軽に確認できるので、ストレスが少なくてよかったです。
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サプリメント(葉酸)
姉に「妊活するなら葉酸を飲んだ方がいいよ」と教えてもらうまで、
私は葉酸の重要性を全く知りませんでした。
- 妊娠初期には葉酸を十分に摂取することが重要で、妊娠1ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間に400µgの葉酸を摂ることが推奨されているそうです。
- 最初は「野菜とか体にいいものを食べればいいんじゃないの?」と思っていましたが、それでは十分な量を補えないと知って驚きました。
私が飲んでいたサプリはエレビットです。この後通うレディースクリニックでもおすすめされています
【公式】製品一覧|エレビットの葉酸サプリは根拠がある葉酸800μg+|バイエル薬品
効果は正直よくわからなかったけれど、「必要な栄養を摂れている」という安心感がありました。
自己流妊活の失敗談
- 基礎体温や排卵検査薬の正しい使い方を知らないまま始めてしまったこと
- 排卵日や妊娠の仕組みをきちんと理解していなかったこと
- 葉酸の重要性を知らずに、食事だけで補えると思っていたこと
今思えば、正しい知識を早く持てばもっと心穏やかに妊活できたと思います。
でも、この経験が自分の体を知るきっかけにはなったのも事実です。
自己流妊活を振り返って思うこと
自己流妊活は大切ですが、正しい知識を持つことが大前提だと感じます。
- 婦人体温計を使って基礎体温をつける
- 排卵検査薬やおりものシートを正しく使う
- 葉酸など妊娠初期に必要な栄養をサプリでしっかり補う
- 排卵日だけに固執しない
これらを理解してから取り組めば、もっとストレスなく進められたのではないかと思います。
自己流で悩む前に、早めに病院へ行く選択も
なかなか妊娠せずに悩んでいるとき、早めに病院へ相談に行くことが一番の近道だったなと今振り返って思います。
私はもともと生理痛もほとんどなく、婦人科にかかる機会が少なかったので、通院へのハードルは高く感じていました。でも実際に病院で血液検査や卵巣の状態を確認してもらうと、自分の体の状態が可視化されて、とても安心できたのを覚えています。
例えば**多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)**など、排卵しにくい体質が隠れているケースもあるので、できるだけ早く知ることがその後の治療や妊活方針を考える上で重要になります。
結婚前に「ブライダルチェック」を受けておくのもおすすめです。ただし、それで「異常なし」と言われても絶対妊娠できるとは限らないのが現実。私自身も検査では大きな問題は出なかったのに、原因不明不妊という形で妊活が長引きました。
だからこそ、“何が原因か分からない”という不安を抱えたまま自己流でがんばり続けるよりも、一度プロに見てもらうことが早い解決の糸口になると実感しています。
次回予告
次回は、初めてのタイミング法の経験と化学流産のことについて書こうと思います。
よかったらまた読みに来てくださいね。
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